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アニメ ラノベ

りゅうおうのおしごと18巻、17.5巻読了

たまに利用しているお弁当屋さんで注文の確認の声がめちゃくちゃ大きい新しい子が

増えたっぽいのですが店は狭めなので響き渡っていてさすがに限度あると思うけどなぁ

と感じてます。

どうも、ヲダです。

限度があると思いつつ同僚、先輩などもいいにくいんだろうと思ってます。

そういうまじめなタイプなんだろうしおそらくマニュアル的にはその子が

あってそうだし?

前はすっと渡してくれてたからそっちの方が楽だったけどしょうがないかな~。

ということで今回はりゅうおうのおしごとの18巻と17.5巻読んだので

合わせて感想やっていくぅ~!

ネタバレ注意です!!!


りゅうおうのおしごと!18 (GA文庫)

↑kindleリンクです。

まず今回も面白すぎました…

まさしく熱い!って感じ。

りゅうおうのおしごとの感想書くの初めてだと思うから

少し余談から入っちゃうんだけど将棋はぶっちゃけほぼわかりません。

昔軽く将棋のゲームやってて面白さを感じつつも

何の知識もない素人がなんとなくとか見よう見まねで指してても

全然勝てないんですよ(笑)

でも弱い者同士で将棋やる人には見せられないようなめちゃくちゃな

将棋でも個人的には悪くはなかったんですよね…

世の中ではすぐ運ゲー!とか言われたりするものもありますが

将棋は先行と後攻の運はあるもののそれ以外あまりにも

実力ゲーなんです。

つまりしっかり俺が弱い!!!って負けるんです…

運ゲーと逃げれるの方がよほどいい、あまりにつらいゲームだなと感じました。

(極める場合は違うのかもしれませんが…)

最近は見てませんがたまに将棋を見たりもしてました。

ミーハーですがやっぱり好きなのは羽生さんや藤井さんですね。

単純に強いというのもありますし他の棋士には見えていない何かが

見えてる感じがうまく言えませんけどいいです。

最近は将棋ソフトの発展で評価値が画面に出て形勢や候補手まで出て

素人でも見やすくなってありがたい限りです。

まぁコンピュータ超えられるときもあるんですけどね!(笑)

そして藤井さんは昨日全冠制覇を達成しました。

藤井八冠の誕生です!おめでとうございます!

僕もちょくちょく見てたんですけど凄い対局でした…

詳しいことはわかりませんが永瀬王座の研究し尽くしてるような

指し手で藤井さんは苦戦していたんですよね。

時間を使っていましたがそれでもその場で考えついていっていた時点でもう凄い。

持ち時間も大幅に差がついていたのに気づけばお互い一分将棋。

そしてその時が来ました。

永瀬王座が詰みを逃したのです。

あの瞬間はいろんな意味で呆然としました。

普段なら読み切れていたかもしれない盤面で最後の最後勝ちが見えて

掛け違ってしまったなぁと…

永瀬王座もそのことにすぐ気づいて頭を掻き毟るあのシーンは

悔しさがにじみ出ていて見ていられませんでした。

周りが静かだしマイクがしっかりその音拾っていてそれがまた悲しい。

藤井さんもそのチャンスを見逃すことなく勝利となりました。

激戦であり、衝撃的幕切れ。

これはりゅうおうのおしごとの帯に「現実に負けるな」と書かれますわ(笑)

りゅうおうのおしごとの現実味ないって言われたことあった気がするけど

今現実味がないことが現実に起きているという事件。

しかも展開まで面白かったら作者はそれは困りますね(笑)

永瀬王座は間違いなく藤井さんを最も追い詰めたし

それだけの気迫を、研究を感じた。

何か違っていたら防衛の未来もあったと思わせてくれた。

正直しばらく藤井無双が続くと思っていたけど

そう遠くないうちに誰かが現れるのかもしれないね。

ちなみに今進んでる王将の挑戦者に羽生さんがありそうで

そっちにもさりげなく期待してます。

藤井八冠を止めるの羽生さんなら熱すぎるっしょ!

藤井さんは八冠になってもまだまだ実力が足りないとずっと言っていて

実際ミスもあるけど完璧になるまで永遠とそういうんだろうね。

終盤も強く粘り強いし1分将棋になっても強いのに

どうすれば勝てるんや…

とりあえず今回のをみてやっぱり将棋ってゲーム実力ゲーすぎてつれぇわと

思った僕でした(笑)

羽生さんが7冠になった時はある棋士が屈辱以外の何ものでもないとコメントした話が

好きで世の中は7冠誕生で盛り上がっても棋士としては羽生さんに俺が一番強い!と

結果で見せつけられたわけですからこの悔しさが滲むコメントはすごく好き。

今回はそんな棋士のコメントどこかにないかちょっと期待してます(笑)

少しネットでも話題になった印象ですが今が使い時です。

「君たち、悔しくないのか」(何偉そうに言ってんねん、大変申し訳ございません)

とここまで昨日の話をだらだらとし過ぎたと反省してます(笑)

とりあえず言いたいのは将棋わからなくても面白いよって話。

あとりゅうおうのおしごとも同様で将棋わからなくても特に10巻くらいから

人間ドラマが本当に面白くなってると思うので是非読んでくれってこと!

さ、本題のりゅうおうのおしごとの感想行きましょう!

まず序盤は雷と天衣の対局から始まるんですけど衝撃的決着でした。

また暴れるのかと思ってたのに体が限界とは…

於鬼頭がソフトの研究をしてたのもただ不器用な父親ってことだったのも沁みましたね…

そこから歩夢とのタイトル戦が始まり銀子のもとには師匠がくる。

天衣は供御飯さんは月夜見坂さんを呼び出し将棋の結論と淡路を提供するかわり

八一を自分のものと認めることって提案されて即断るのは2人らしかった。

供御飯さんの買ってもらったおもちゃ自慢したい子供っていうのは確かにそれかも

と妙に納得感はあった。

淡路という最強のソフトを手に入れて将棋の結論をわかった気分になり

全部を思ったようにできると思ってる感があるもんね。

そこに立ちはだかるのが天然の天才あいってわけだ。

その戦いは後ほど。

一方あいは特例でのプロ編入試験を認めてくれたのに即却下。

特例では意味がないとのこと。

あそこで味方してくれたたまよんもいいし釈迦堂だけ手を叩いてるのがなんかねぇ…

八一があいに初めてあげた「勇気」ってのを大事にして強くなったんぁと…

そしてついに八一と歩夢のタイトル戦も第7局へ。

歩夢は死装束を連想させる真っ白な衣装で登場。

まさしく命を捨てる覚悟を感じさせるしやっぱり騎士らしくて似合う!

将棋は泥沼化し持将棋を提案された歩夢は拒否。

歩夢は八一への思いのすべてをかけてこの戦いに挑んでおり

根っこにあるのが九頭竜八一を孤独にしないこと。

持将棋は片方が拒否した場合500手に到達すると強制指し直しになるのだが

もう一つ条件を満たしたら自ら宣言して勝者になれるルールがある。

その名前は「入玉宣言法」

それが歩夢の狙いだったのだ!

将棋は基本敗者が負けましたと頭を下げ終わるのに対して

唯一俺の勝ちだと宣言して勝てるルール。

条件が厳しい上宣言した側は条件を満たしてなかったら負けとなるリスクがあるらしい。

歩夢はこうなることを見越して研究しておりそれを託したのがなんとこのルールを作った名人!

ソフトなしで名人はどこまで見えてるんだ…

怒涛の王手で持将棋狙いの八一に対し逆王手をかける歩夢。

そしてその瞬間が来ます。

「我の勝ちだ」

歩夢の宣言により宣言成功。

八一は失冠し新帝位の誕生だぁぁぁ!

もうね、とにかく熱い対局だった…

強すぎるが故の孤独を感じ将棋の結論までをも知ったはずの八一を

孤独から救うのは幼いころからのライバル歩夢って…

このあと八一は一人悔しさに襲われ天衣という悪魔にささやかれるのですが

今後どうなるんでしょうね。

その後八一は師匠話すんです。

銀子に会いにいった時あいは自分の代わりなのか?と聞かれたと言われたと話す師匠に

八一はどうこたえたのか?と聞く。

それに対して銀子がわからんのはいい。だけど師匠のお前がそれを聞くのか?

将棋は強くなったかもしれんけど育て方間違ったなと答えます。

それを聞き八一は何が間違ってるんだと、

銀子と引き離したかったんだろと怒っちゃうのに対して

師匠は「驕るな八一。未来なんて誰にも分らん。わかったつもりでタイトルを失ったのは昨日のことやぞ?

もう忘れたんか?」と…

あまりにも効きすぎる言葉に僕は言葉を失ってたのですが八一はまだ踏ん張りますが

屁理屈をこねるから負けるんや、潔く認めろとまたしても正論パンチ(笑)

このやりとりを見たかった気持ちもありますがここで月光会長参戦。

さっきすごい戦いが描かれたのに立て続けにあいと天衣の最初で最後の公式戦が始まります。

負けた方が将棋を捨てるそんな戦いが…

そしてあい達の戦いは終盤へ。

天衣は死亡フラグは発動させソフトの評価値は終わり。

でもあいは諦めず天カメに映り込むほど前のめりに読む。

師匠もその姿を見てわしも諦めへんとこぼす。

八一は効率よく学習したほうが勝つんだと主張するのに対して師匠は呆れたように

誰かに言われて効率よく勉強をするAさんとこれが絶対やとわけも分からず勉強するBさん。

強くなるのはBさんやで?と昔からの教えらしいです。

あいは打開策が見つからず月光会長にアドバイスをもらった秘策「握り詰め」

その場の駒台にある駒を握って即座に詰将棋を完成させるという離れ業。

あいの詰将棋の能力。それこそが淡路への勝機!

そしてあいが指したのが7手詰め。

ソフトには手数は関係なく読みにくい手筋があるらしく天衣はそれが見えなかった。

勝者 雛鶴あい

昔あいが天衣に負けた時見逃した7手をやり返す形になった。

感想戦ではあまりにも純粋なあいの気持ちを聞き天衣も

憑き物が取れたような感じがして清々しさがあるように思った。

視点は変わりさっきの答え合わせ。

あいが銀子の代わりかどうかに対し師匠は代わりなどおらんと断言。

一瞬でも考えなかったのかと聞き返されても断言できると言い切った。

未来などわからんからこそ自分で選ぶことでしか公開から逃れられないてさ…

それを聞いて八一は「俺はクズだ」と今までクズと言われていたのを回収?したのなんかいい。

師匠も「ようやくわかったか?」だって(笑)

いい師匠関係過ぎて泣ける…

エピローグではあい達が仲良く寝るんだと思ったのにまさかの

あいの頭の中の将棋盤が消えかけてるらしい。

圧倒的な終盤力を発揮していたがあの雷でさえ体が限界だったのに

あいが平気なわけなかったんだ…

あいの全盛期が終わりかけているそんな言葉を残し今回は終わってしまいました。

あいが焦って何かしようとしてたのはそういうことだったんだね~

次回待ちきれませんが???(笑)

あとがきには開幕謝罪から始まっていて実際の将棋界はプロ編入試験が制度化しており

入玉宣言法に関しても実際とは離れてるらしい。

あくまでフィクションだし誤らないでいい気はするけど

そうだったんですね~。

ここまで人間を描き続けた17冊があったおかげでラノベとしてギリギリ成立してると

リリースされたらしい。

確かに今回は積み上げてきたものが生きた巻だったのは間違いない。

八一と歩夢、2人のあい、雷と於鬼頭、供御飯と月夜見坂、銀子や清滝師匠。

たくさんの人間ドラマが描かれていて終始本当に面白い一冊だったと思う。

ただこのりゅうおうのおしごともあと2冊で終わるとのこと。

まじかーと思いつつもそろそろとわかってもいた。

寂しさもありますが最後まで見届けたいと思います!

とりあえずこれだけは言わないと

「現実に負けるな」

おまけ~


りゅうおうのおしごと!17.5 ~天ちゃんのおしごと!~【電子限定配信版】 (GA文庫)

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ここからは一応17.5巻も触れておこうと思います。

所感としては結構なんでもないお話でした。

まさしく番外編って感じ。

内容は八一が福男目指す話と天衣が自転車に乗る話、淡路が完成した時の話です。

個人的には自転車に乗る話がよかったです。

練習しているときは年相応の天衣が描かれていていざスピーチとなると

自分の両親のことなどを踏まえ正直に話すのがまた天衣らしいなってね。

電子限定ですけどりゅうおうのおしごと好きなら読んでもいいんじゃなって感じでした。

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